用途別スペック目安 / ローカルLLM

用途別スペック目安

ローカルLLM用パソコンのスペック目安

自分のPCでAIチャットを動かす

作業レベル 3段階デスクトップ向き

自分のPCでAIチャット(大規模言語モデル)を動かすローカルLLMは、グラフィックボードのVRAM(映像用メモリ)に「モデルが載るかどうか」がすべてを決める用途です。

動かしたいモデルのサイズが大きいほど、必要なVRAMも増えます。VRAMが足りないと、動作がとても遅くなったり、そもそも動かせなかったりします。

このページでは、小型から大型のモデルまで、必要なPCの目安と注意点をまとめました。

作業レベル別の推奨スペック

やりたい作業のレベルによって必要なPCは変わります。近いもののカードを見てください(デスクトップの「推奨」ライン)。

この用途で効くパーツ

ローカルLLMで特に効くパーツを、効く順に並べました。

  1. グラフィックボード(GPU)
  2. メモリ
  3. CPU

13BはVRAM16GBが目安。足りないと動かない。

「中型」で性能が要るところ

  • GPU高め(AI性能・VRAM 16GB以上)
  • CPUふつう
  • メモリふつう(32GB)
代表的なソフト(例)
Ollama・LM Studio・llama.cpp
作業レベル
小型 → 中型 → 大型
ノートとの相性
デスクトップ向き

「中型」の必要スペック(最低限・推奨・余裕)

当サイトの診断エンジンによる目安です(デスクトップの場合)。パーツ例は「この線以上」の代表例です。迷ったら「推奨」を目安にしてください。

最低

13Bをひとまず動かせます。

約20.2万円デスク一式の概算

  • GPU 35%
  • CPU 8%
  • メモリ 14%
  • SSD 8%
  • 電源・マザボ・ケース等 36%
CPU例
Ryzen 5 5500GT
GPU例
GeForce RTX 5060 Ti 16GB
メモリ
16GB
ストレージ
SSD 1TB
推奨電源
1000W〜
推奨迷ったらここ

13Bを快適に動かせます。

約28.4万円デスク一式の概算

  • GPU 42%
  • CPU 8%
  • メモリ 19%
  • SSD 6%
  • 電源・マザボ・ケース等 24%
CPU例
Core i5-13400
GPU例
GeForce RTX 4070 Ti SUPER
メモリ
32GB
ストレージ
SSD 1TB
推奨電源
850W〜
余裕

余裕を持って動かせます。

約58.5万円デスク一式の概算

  • GPU 68%
  • CPU 5%
  • メモリ 9%
  • SSD 5%
  • 電源・マザボ・ケース等 12%
CPU例
Core i5-14400
GPU例
GeForce RTX 5090
メモリ
32GB
ストレージ
SSD 2TB
推奨電源
1000W〜

別の作業レベルの詳しい目安は、診断ページで選び直して確認できます。

買う前に気をつけること

特に重要

メモリは後から増やせる機種だと安心です。空きスロットと最大容量を確認しましょう。

特にノートは、メモリが基板直付けで増設できない機種があります。

特に重要

選んだ用途のうち、動画編集やAIなどは専用GPU(グラフィックボード)が必要です。型番付きのGPU(例:GeForce RTX)が入っているか確認しましょう。

こうした用途は、CPU内蔵のグラフィック機能では実用にならない、または極端に遅いことがあります。

特に重要

AIでは型番より先に、VRAM(映像用メモリ)の容量を確認しましょう。

同じ型番でも8GB版と16GB版があり、別物です。VRAMが足りないと、動かしたいAIが起動すらできないことがあります。

特に重要

メモリとSSDが高騰中です(2026年時点)。増設できる構成なら、最初は控えめにして後から足すのも手です。

AIサーバー需要と円安で価格が上がっています。ただしノートなど増設できない機種は、最初から必要な容量を積みましょう。

注意点の一覧と「そろえるものリスト」の全体は診断結果で確認できます。

ノートで考えるなら

VRAM16GBが要るのでデスクトップが安心です。

「中型」のノートの目安(推奨)

CPU例
Core i7-1370P
メモリ
32GB
完成品の価格帯
約55〜90万円

よくある質問

Q. VRAMとモデルの大きさはどう関係しますか?

A. ローカルLLMは、モデル全体をVRAMに載せられると快適に動きます。モデルが大きい(パラメータ数が多い)ほど必要なVRAMも増え、載りきらないと速度が大きく落ちます。動かしたいモデルのサイズに合わせてVRAMを選ぶのが基本です。

Q. NVIDIA以外のグラフィックボードでも動きますか?

A. 動く場合もありますが、ローカルLLMでもNVIDIA製(CUDA)が対応の広さで有利です。特にこだわりがなければ、情報も多くトラブルの少ないNVIDIA製をおすすめします。

Q. ノートPCでも動かせますか?

A. 小型のモデルなら、VRAMのあるゲーミングノートで動かせます。ただし大型のモデルは大量のVRAMが必要で、ノートでは現実的に難しくなります。大きなモデルを狙うならデスクトップを検討してください。

Q. グラフィックボードがなくても動きますか?

A. CPUとメモリ(RAM)だけでも動かすことはできますが、速度がとても遅くなります。実用的な速さで使いたいなら、VRAMのあるグラフィックボードがほぼ必須と考えてください。

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