生成AI・ローカルLLM向けPC比較マップ

掲載216機種から高VRAM機を中心に・手動検証済み(最終検証日: 2026-10-25)・価格は目安(2026-10時点)

画像生成(Stable Diffusion 等)やローカルLLMでは、モデルとその処理を丸ごと載せられるVRAM(GPUメモリ)の容量が動かせるかどうかを大きく左右します。ここでは GALLERIA(ドスパラ)・G-Tune(マウス)・FRONTIER などのBTOを横断し、VRAM に注目して比べられます。

下のマップには AI画像生成(本格・Stable Diffusion 等)の目安ラインを1本重ね、その推奨ライン以上(右上の領域)をあらかじめ選択した状態で表示しています。「選択解除」で全機種を見たり、ライン切替でローカルLLM など他のAI用途の目安に変えたりできます。AI用途では縦軸がAI性能スコアに切り替わります。目安ラインにはVRAMの条件が入っていないので、一覧やマップのVRAM表記もあわせて見てください。

はじめての方はこちら(用途から診断・初心者向け)→ / ゲーミング向けはゲーミングPC比較マップ、動画編集などはクリエイター向けPC比較へ。

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生成AI用のPCは、まずVRAMで決める

画像生成やローカルLLMでは、モデルをGPUのメモリ(VRAM)に読み込んで計算します。VRAMが足りないと、遅くなるだけでなく、そもそもモデルを読み込めずに動かないことがあります。CPUやメモリはあとから構成で調整しやすい一方、VRAMはGPUを替えない限り増やせません。そのため、使いたいモデルの大きさからVRAMを先に決め、その中で予算と性能を比べるのが失敗しにくい順番です。

VRAMが同じなら、次に見るのがAI性能スコアです。このマップでは、AI用途のラインを選ぶと縦軸がGPUスコアからAI性能スコアに切り替わります。AI性能スコアは画像生成などの実用ベンチを参考にした目安で、NVIDIAのGPUが有利になりやすい実態を反映しています。

用途別のVRAM目安と、推奨を満たす掲載機種

VRAMの目安は、当サイトの診断と同じ基準(最低限・推奨・余裕)です。「満たす機種」は、CPUスコア・AI性能スコア・VRAMが推奨の目安に届く掲載機種の数と、その最安価格です(2026-10-25時点・週次で自動集計)。

用途想定モデルVRAM 最低限推奨余裕満たす機種最安
AI画像生成・入門SD1.5 系6GB8GB12GB84台約15.5万円
AI画像生成・本格SDXL・Flux 系12GB16GB24GB13台約44.5万円
AI画像生成・プロ/学習学習・複数モデル16GB24GB24GB2台約124.5万円
ローカルLLM・小型7B 程度8GB8GB12GB84台約15.5万円
ローカルLLM・中型13B 程度12GB16GB24GB13台約44.5万円
ローカルLLM・大型32B 以上24GB24GB24GB2台約124.5万円

掲載機種のVRAM別の台数

VRAM台数最安
8GB以上12GB未満118台約9.9万円
12GB以上16GB未満24台約19.5万円
16GB以上24GB未満39台約18.5万円
24GB以上7台約76.5万円

内蔵GPUのみの機種(VRAMを持たない機種)は数えていません。詳しい考え方はAI画像生成用のPCスペック・ローカルLLM用のPCスペック、VRAMそのものの解説はGPUの選び方にまとめています。

予算別・VRAM 12GB以上でAI性能スコアが高い機種

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AI用途で扱いやすい VRAM 12GB以上の機種を価格帯ごとに分け、AI性能スコアの高い順に最大4機種ずつ並べました。価格は2026-10時点の目安です(変動あり)。掲載する全216機種はBTOパソコン比較マップ(全機種)でご覧いただけます。

15〜20万円

20〜30万円

30〜50万円

50万円以上

価格・構成は変動します。必ず各リンク先で最新の内容をご確認ください。

生成AI・ローカルLLM向けPCのよくある質問

Q. Stable Diffusion を動かすにはVRAMが何GB必要ですか?

A. 当サイトの目安では、SD1.5 系を快適に動かすなら8GB、SDXL や Flux のような新しく大きなモデルを本格的に使うなら16GBが推奨です。VRAMが足りないと、遅くなるだけでなく、そもそもモデルを読み込めずに動かないことがあります。あとから増やせない部分なので、迷ったら一段上を選ぶのがおすすめです。

Q. ローカルLLMはVRAMの量でどのくらいのモデルまで動かせますか?

A. 量子化(モデルを軽くする手法)を使う前提で、7B 程度は8GB、13B 程度は16GB、32B 以上は24GBが推奨の目安です。モデルが丸ごとVRAMに載るかどうかで速度が大きく変わるため、使いたいモデルの大きさからVRAMを決めるのが基本です。

Q. なぜAI用途ではNVIDIAが有利と言われるのですか?

A. 画像生成やローカルLLMの主要なツールの多くが、NVIDIAのCUDAを前提に開発・最適化されているためです。ゲームでは同じくらいの性能のGPUでも、AI用途ではNVIDIAの方が速く、導入でつまずきにくい傾向があります。このマップのAI性能スコアは、この差を反映した目安です。

Q. ノートPCでも画像生成やローカルLLMはできますか?

A. できますが、ノート用GPUはVRAMが少なめの構成が多く、デスクトップより選択肢が限られます。掲載中のノートでVRAM 16GB以上の機種は9台です(2026-10-25時点)。本格的に使うなら、VRAMを重視してデスクトップも比べてみてください。

Q. メモリ(RAM)とVRAMは何が違いますか?

A. メモリはPC全体の作業用の記憶領域で、VRAMはGPUが専用に持つ記憶領域です。AIのモデルはVRAMに読み込んで計算するため、生成AIで効くのは主にVRAMの方です。ただしメモリが少ないとモデルの読み込みや前後の処理で詰まるので、AI用途ではメモリも32GBあると安心です。

ご利用にあたって

AI性能スコアは Stable Diffusion 等の実用AIベンチを参考にした目安、価格も2026-10時点の目安です。同じVRAM容量でも、使うツールや設定、モデルの量子化の度合いで必要な性能は変わります。VRAMやメモリまで含めた適合は診断で確認できます(最終検証日: 2026-10-25)。